おいち

 このページは、だいたい健康関係について語っていきたいと思います。

第5回は“耳の病気”について語ります。

『 聴こえにくいと感じたら・・・ 』

最近、軽い耳鳴りや耳が塞がった感じを訴える20〜30歳代の女性が増えているといわれています。

それが実は「難聴」だったということも。

一般に、このような症状は「ストレス」が引き金になっている場合が多いようですが・・・。

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耳鳴りってどんなもの?

耳鳴りのメカニズムはよくわかってないそうなんですが、

同時に難聴を伴っている事が多いそうです。

しかし、耳鳴りが起きている音と、ほぼ同じ質の音が聞こえにくくなるため、

難聴があっても、ただの耳鳴りと解釈して自覚してない。そんな人がほどんどです

耳鳴りが起きた時、難聴を伴うかどうかを検査で確認する必要があります。

難聴というのは、音が伝わる経路のどこかに障害があると起こります。

耳鳴りも音が伝わる経路にある細胞が障害を受け、

普通とは違った異常な刺激を出すためだという説があります。

その異常な刺激が聴神経に伝わって、耳鳴りが聞こえると考えられるのです。

前触れもなく突然耳が塞がる・・・って何?

高層ビルのエレベーターや飛行機に乗った時、耳が塞がったような感じになりますよね。

これは、中耳(鼓膜の奥の空洞)の気圧を調整する耳管の機能が悪くなるため、

鼓膜が圧迫されて起こる症状です。

このような症状の時は、みなさん唾を飲み込んだり、わざとあくびをして治しますよね。

ダイビングの「耳抜き」もこ同じ状況ですよね。

しかし、そういう理由がなく、何の前触れもなく突然耳が塞がったようになることがあります。

時間がたつと自然に治りますが、この症状が繰り返し起こる場合は注意が必要です。

耳が塞がった感じだけで、耳管の機能に異常はないのですが、

聴力検査を行うと低音(125〜500Hz)に軽度の難聴が見つかることがあります。

仕事が忙しい・睡眠不足・ストレスが原因や、血圧が低めの人が多いようです。

では、難聴が起こるしくみは何?

中耳の奥にある内耳の機能が悪くなったために起こると考えられています。

内耳は、外耳から入った音による鼓膜の振動を受け取って脳に伝える役割を持っていて、

多くの感覚細胞が並んだ複雑な構造をしています。

疲労や睡眠不足などによって自律神経の調節が狂うと、

内耳への血流が悪くなり、感覚細胞の機能が低下したり、

感覚細胞の周囲を満たしている液体(内リンパ液)の圧力が変化するため、

このような難聴が起こると考えられています。

こわいですね〜

難聴の種類

突発性難聴

突然、片方の耳が聞こえなくなる突発性難聴は、難聴を自覚でき、めまいを伴うこともあります。

突発性難聴の発作は繰り返すことはありませんが、早期に治療を受けないと!

一生、難聴や耳鳴りが残ります。早期治療が決め手に!

メニエール病

激しいめまい、難聴、耳鳴りなどが起こります。

難聴や耳鳴りは、片方の耳に起こることが多く、

最初は低音が聞こえなくなり、低い音の耳鳴りがします。

めまいの発作を繰り返していると、高音も聞こえにくくなり、

それに伴って耳鳴りも高音に変わってきます。

急性低音障害型感音難聴

メニエール病によく似た病気。

同じように低音から聞こえにくくなりますが、めまいは起こりません。

でも、耳鳴りと難聴の発作を何度も繰り返すうちに、メニエール病に進行します。

音響性難聴・騒音性難聴(ロック難聴)

コンサートやライブなどで一時的に大音響にさらされた場合に、

片耳にだけ症状が出ることが多い。

聞こえが悪くなっているときは耳鳴りも起こります。

ヘッドフォンで聴く場合も、適度な音量で聞くようにこころがけましょう。

今回は、“耳の病気”について語りました。

症状がおさまると安心してしまいがちですが、

難聴や耳鳴りを感じたら、その原因をしっかり調べましょう

症状が軽い場合は、疲労や睡眠不足、ストレスを解消することで治ります。

しかし、同じような症状で始まる病気で

早期に治療しないと難聴が回復しない「突発難聴」や、

めまいが起こる危険のある「メニエール病」などが考えられます。

また、中耳や鼓膜の炎症も考えられますので、

症状が数日間持続したり、繰り返す場合には

早めに耳鼻科を受診して聴力検査を受けることをおすすめします。

いかがでしたか?おいちい

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